ヨーロッパのフリンゴ
日本での知名度はあまり高くないのですが、フリンゴは、ヨーロッパ生まれのビーチスポーツです。
エプロンみたいなクロスを首からかけ、そのクロスでボールをバウンドさせてキャッチするゲーム。
体ごとボールに飛び込んでいくので、固いフロアでは危なくても、砂浜ならちょうどいい感じ。
もともとは、ヨーロッパのアイスクリームメーカーが、「ビーチで簡単に遊べるスポーツはないか」と依頼したのが、きっかけだそうです。
キッチンに立っているとき、物を落としそうになって、エプロンを首から付けたまま、パッと広げて落下を食い止めたこと、ありませんか?
フリンゴは、そんなイメージです(笑)。
クロスで受け止めたボールはトランポリンのようにポーンとバウンドし、クロスがラケット代わりになります。
ちょっと変わった球技ですね。
当初はドイツ語版だけでしたが、日本語公式サイトもあります。
正式名は 「FLiNGO」。ドイツ語かと思ったんですが、独和辞書で調べてもヒットしません。
英語で fling (放り投げる)という語がありますが、意味はそれに近いのかも。

FLiNGO(フリンゴ)