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キャロルとテニエル

ルイス・キャロル原作の『不思議の国のアリス』は、ジョン・テニエルの挿絵が有名なのですが。
肝心のアリスの絵について、キャロルはテニエルに不満を持っていたようです。

『アリス』のモデルとされるアリス・リデルは、前髪を下ろしていて、短い黒髪の少女でした。
けれど、キャロルがテニエルに『アリス』のモデルにするようにと送った写真は、メアリーという別の少女のものです。

アリス本人の写真を送らなかったことには、きっともろもろの事情があったのでしょう。

ところが、テニエルは、モデルを使うのを断固拒んだそうです。

Mr. Tenniel declared he should no more needed one than I should need a multiplication table to work a mathematical problem!

「テニエル氏は、数学の問題を解くのに九九表を必要としないように、モデルはもう必要ない、と言い張った」


no more〜than... (・・・と同様に〜でない)の構文ですね。

さらに、テニエルの描いたアリスのイラストについて、キャロルは、

head decidedly too large and feet decidedly too small

「明らかに、頭でっかちで、足が小さすぎる」


モデルがいないから、均整が取れていない( out of propotion )と、手厳しい意見。

自分が送った少女の写真を使わなかったことに対して、快く思わなかったに違いありません。

Alice's Adventures in Wonderland & Through the Looking-Glass (Bantam Classics)

頭でっかち・・・言われて見れば、確かに頭身のバランスが悪いような気もします。

The Annotated Alice (注釈付きのアリス)参照


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